大谷翔平選手やアーロン・ジャッジ選手のユニフォームの背中に、金色に輝く打者シルエットのロゴが入っているのを見たことはないでしょうか。これは「ゴールドバッターマン(Gold Batterman)」と呼ばれる、MLB公式の特別な栄誉を示すパッチです。以下、この制度の仕組みと、対象となった選手たちについて解説します。
1. 「ゴールドバッターマン」とは?
正式名称は「MLBゴールドロゴパッチ(MLB Gold Logo Patch)」で、2025年シーズンから導入された新しい取り組みです。MLB機構と、トレーディングカードメーカーのTopps、アパレル大手のFanatics、ユニフォームサプライヤーのNikeが共同で企画しました。
通常、MLB選手のユニフォームの背中には「バッターマン」と呼ばれる打者シルエットの公式ロゴが黒色または紺色で入っていますが、このロゴを金色(ゴールド)に変更したものが「ゴールドバッターマン」です。前年シーズンの主要個人タイトル受賞者、具体的には「MVP(両リーグ)」「サイ・ヤング賞(両リーグ)」「新人王(両リーグ)」の合計6名だけに与えられる、栄誉の証となっています。
2. 誰が身につけられるのか?受賞者だけの特別な証
対象選手は、そのシーズン開幕時点で確定している前年度の主要6タイトル受賞者に限られます。
2025年シーズン(2024年度の受賞者が対象):
| 部門 | 受賞者 |
|---|---|
| ナ・リーグMVP | 大谷翔平(ドジャース) |
| ア・リーグMVP | アーロン・ジャッジ(ヤンキース) |
| ナ・リーグ サイ・ヤング賞 | クリス・セール(ブレーブス) |
| ア・リーグ サイ・ヤング賞 | タリク・スクーバル(タイガース) |
| ナ・リーグ新人王 | ポール・スキーンズ(パイレーツ) |
| ア・リーグ新人王 | ルイス・ヒル(ヤンキース) |
大谷選手は2025年3月、ドジャースと読売ジャイアンツによる東京シリーズの壮行試合で、このゴールドバッターマンを最初に袖を通した選手となりました。その試合で早速本塁打を放ち、話題となっています。
3. パッチのその後の使い道
シーズン終了後、各選手が実際に試合で着用した本物のパッチ(1人あたり10枚)は回収され、Topps社の手によって選手のサイン入り「ロゴマン」トレーディングカードへと生まれ変わります。非常に希少性の高いコレクターズアイテムとして、カードファンの間でも注目される仕組みです。
また、この金色パッチは実際に選手が試合で着用するユニフォームだけでなく、ファン向けの市販レプリカユニフォームにも反映されており、MLB公式オンラインショップでも「(選手名)ゴールドバッターマン オーセンティックユニフォーム」として購入できます。
【まとめ】ゴールドバッターマン早見表
| 項目 | 概要 |
|---|---|
| 正式名称 | MLBゴールドロゴパッチ(MLB Gold Logo Patch) |
| 導入開始 | 2025年シーズン |
| 共同企画 | MLB機構、Topps、Fanatics、Nike |
| 対象者 | 前年度のMVP・サイ・ヤング賞・新人王(両リーグ計6名) |
| 特徴 | 通常黒/紺の打者シルエットロゴを金色に変更 |
| シーズン後の使い道 | 実使用パッチがサイン入りロゴマンカードに |
大谷選手が最初にこのパッチを着けたお披露目の試合でいきなり本塁打を放ったのはさすがですね。毎年誰がこの6人に入るのか、シーズン終わりの発表と合わせて注目したいポイントです。
また調べていて信じられなかったのは、このゴールドパッチが実際にTopps社のカードで当たった時の金額です。大谷選手とジャッジ選手の2枚のパッチを組み合わせたサイン入りカードが2026年3月に2億円超(216万ドル)で落札されたほか、大谷選手単独の2024・2025年連続MVPパッチを組み合わせた1点物のカードには、なんと11億円(1100万ドル)超えの値がついたそうです。


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