【MLB傘下組織】ロサンゼルス・ドジャース(LAD)のマイナー球団一覧(AAA〜Single-A・ルーキー)

マイナーリーグ

ロサンゼルス・ドジャースの圧倒的な強さを根底で支えるファーム組織(マイナーリーグ)。以下、AAAクラスからルーキーリーグまで、ドジャース傘下に所属する全チームを階層別に解説します。

2026年シーズンから新たにSingle-A傘下となった「オンタリオ・タワーバザーズ」など、最新の組織再編も網羅しました。各チームの本拠地や所属リーグ、公式SNSアカウントもまとめているため、未来のメジャーリーガー候補(プロスペクト)たちの現在地を追うための観戦ガイドとしてお役立てください。


1. Triple-A:オクラホマシティ・コメッツ

  • 英語表記: Oklahoma City Comets
  • 本拠地: オクラホマ州オクラホマシティ(チカソー・ブリックタウン・ボールパーク)
  • 所属リーグ: パシフィックコースト・リーグ
  • 公式SNS: X(@OKC_comets) / Instagram(@okc_comets)
  • 特徴・見どころ:
    • メジャー昇格を目前に控えたトッププロスペクトや、調整中のメジャーリーガーが在籍するファームの最上位組織です。
    • 長年「オクラホマシティ・ドジャース」として親しまれましたが、2024年シーズンに1年間限定で使用された仮称「オクラホマシティ・ベースボールクラブ」を経て、2025年からは新たに「オクラホマシティ・コメッツ」へと生まれ変わりました。
    • 「コメッツ」の名は、オクラホマ州出身の伝説的選手ミッキー・マントルの愛称「コマース・コメット」に由来しています。運営会社は2021年に球団を取得したダイヤモンド・ベースボール・ホールディングス(DBH)です。

2. Double-A:タルサ・ドリラーズ

  • 英語表記: Tulsa Drillers
  • 本拠地: オクラホマ州タルサ(ONEOKフィールド)
  • 所属リーグ: テキサス・リーグ
  • 公式SNS: X(@TulsaDrillers) / Instagram(@tulsadrillers)
  • 特徴・見どころ:
    • AAAのオクラホマシティと同じくオクラホマ州内に本拠地を構えています。有望株にとってAAは「真の実力が試される最初の壁」と言われており、ここで成績を残した若手が一気にメジャーへの階段を駆け上がるケースも珍しくありません。
    • 近年では、ギャビン・ストーン投手やアンディ・パヘス外野手などが、ここでの圧倒的な成績を足がかりにメジャーへの切符を掴みました。2015年からドジャース傘下として続いています。

3. High-A:グレートレイクス・ルーンズ

  • 英語表記: Great Lakes Loons
  • 本拠地: ミシガン州ミッドランド(ダウ・ダイアモンド)
  • 所属リーグ: ミッドウエスト・リーグ
  • 公式SNS: X(@greatlakesloons) / Instagram(@greatlakesloons)
  • 特徴・見どころ:
    • 寒冷な気候であるミシガン州を拠点とするチームです。かつてクレイトン・カーショウらをはじめとする数多くのスーパースターが若手時代にプレーした登竜門として知られ、基礎技術を固めた選手たちがさらなるステップアップを目指す環境です。
    • 2007年からドジャース傘下として続く、上位クラスの中でも特に歴史のある提携関係です。

4. Single-A:オンタリオ・タワーバザーズ

  • 英語表記: Ontario Tower Buzzers
  • 本拠地: カリフォルニア州オンタリオ(ONTフィールド)
  • 所属リーグ: カリフォルニア・リーグ
  • 公式SNS: X(@towerbuzzers) / Instagram(@towerbuzzers)
  • 特徴・見どころ:
    • 長年提携していた「ランチョクカモンガ・クエイクス」に代わり、2026年シーズンから新たにドジャースのSingle-A傘下となった新球団です。
    • この移行はカリフォルニア・リーグ内での3球団間の複雑な入れ替えの一環でした。従来のクエイクスの球団資格がオンタリオへ移転してタワーバザーズとなる一方、旧インランドエンパイア66ersがクエイクスの名称と本拠地(ランチョクカモンガ)を引き継いでエンゼルス傘下として存続し、さらにモデスト・ナッツがインランドエンパイアの拠点へ移転してマリナーズ傘下の新66ersとなる、という3球団同時の再編でした。
    • 本拠地がオンタリオ国際空港に近いことから、航空機や映画『トップガン』にちなんだ名称と、飛行士の格好をしたミツバチのマスコット(マーヴェリック)が採用されています。2026年開場のONTフィールドは、早くも「ベースボールパークス・ドット・コム」選出の年間最優秀球場に選ばれました。

5. Rookie(ルーキー):ACLドジャース/DSLドジャース

  • 英語表記: ACL Dodgers / DSL Dodgers
  • 本拠地: アリゾナ州グレンデール(キャメルバック・ランチ)ほか
  • 所属リーグ: アリゾナ・コンプレックス・リーグ(ACL) / ドミニカン・サマーリーグ(DSL)
  • 特徴・見どころ:
    • MLBドラフトで指名されたばかりの高校生・大学生や、中南米から契約したばかりの10代のインターナショナル選手たちが最初に所属する育成チームです。
    • 観客を入れた興行よりも、プロとしての体づくりや基本技術の習得に主眼が置かれています。キャメルバック・ランチはシカゴ・ホワイトソックスとの共同施設です。

【マイナー階層の早見表】

クラスチーム名本拠地主な役割
AAAオクラホマシティ・コメッツオクラホマ州オクラホマシティメジャー昇格直前の選手の調整・最終テスト
AAタルサ・ドリラーズオクラホマ州タルサトップ有望株の本格的な実力評価
High-Aグレートレイクス・ルーンズミシガン州ミッドランド基礎技術を固めた若手のステップアップ
Single-Aオンタリオ・タワーバザーズカリフォルニア州オンタリオドラフト上位選手や有望な若手のプロ入り初期段階
RookieACLドジャース / DSLドジャースアリゾナ州 / ドミニカ共和国契約直後の選手たちの基礎体力づくりと基本技術習得

編集後記

3球団同時の複雑な入れ替えという珍しい再編劇の末に誕生したオンタリオ・タワーバザーズですが、開場初年度からいきなり「年間最優秀球場」に選ばれたのは驚きです。ドジャースの資金力を象徴するような施設投資と言えるでしょう。今後、この新しい球場でどんな有望株が育っていくのか、来シーズン以降のプロスペクトランキングの動きも注視していきたいところです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました